Concept

何気なく見ている風景、おぼろげな記憶、忘れかけていた感触、

つながり、もつれ、ほぐれて、また、つながり、、

そんな繰り返しの日々、同じではない日常を表現していけたら。


Scenery what I casually see, dim memory,

Almost forgot the sense of touch,

link, tangle, disentangle, and link again...

These are repeated everyday, but not same day I would like to represent.

1.10.21

「つづきのはんすう」 2021年11月02日(火)-11月27日(土) Calo Gallery


 

長尾圭 展 「つづきのはんすう」
Calo Gallery

2021年11月2日(火)-11月27日(土)
12:00-19:00  土曜18:00 日,月,休廊
最終日27日 17時まで

大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル5F
カロ ブックショップ アンド カフェ

「ひいたりみちたりなかったり」 2021年10月16日(土)-10月31日(日) クモノス


長尾圭 展「ひいたりみちたりなかったり」
cumonos / cumonoma

クモノスライドvol.3 長尾圭×cumonos
cumonos / cumonostudy


2021年10月16日(土)-10月31日(日)
14:00-19:00   火.水.木.休廊

〒538-0043 大阪府大阪市鶴見区今津南3-1-14 クモノス 2F 

Instagram:@cumonos

19.6.21

「たとえのつぎ」  2021年6月28日(月)-7月3日(土)  ギャラリー白

長尾圭 展「たとえのつぎ」

ギャラリー白 

2021年6月28日(月)-7月3日(土)
11:00ー19:00 (土曜日17:00) 

〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル 2F
TEL/FAX 06-6363-0493

E-mail : art@galleryhaku.com

28.4.21

「第10回 はるひ絵画トリエンナーレ」2021年4月25日(日)-6月20日(日) 清須市はるひ美術館



第10回 はるひ絵画トリエンナーレ
2021年4月25日(日)-6月20日(日) 
10:00-19:00  月曜休館

清須市はるひ美術館 

5.3.21

「Multigeneration Square/交錯する世代、対峙する絵画」                            2021年3月22日(月)-3月27日(土)  藍画廊/GALERIE SOL


「Multigeneration Square/交錯する世代、対峙する絵画」

2021年3月22日(月) ~ 3月27日(土) 11時30分~19時 (最終日は18 時まで)

「広場」は人の手で造られる。集まる人、行き場なく座り込む人、通り道にする人... まるで無差別のかかわりを受け入れ、踏み込んだ人々のありのままをいくらも許しながら、在り続ける。世代も背景も何をも超えて、しかし四方を区切られているごとく狭く感じられるアートのつながり ー意志をもった広場のひとつとして、ここにひらかれますように。
                  (秋田美緒 / 川口市立アートギャラリー・アトリア 学芸員)

新型コロナウィルスが世界中に広がり、今までの当たり前が通用しなくなってきたように思えます。情報交換も買い物もオンラインが主流になっていくのか?人との出会いや繋がりはSNS で済ますのか?すべてにおいて何かが、今までとは違った方向に変化していかざるを得ない状況になっていく気配を感じます。では、アートは?と考えた時、今こそオフラインしてガチンコ!ではないかと思ったわけです。
オンラインで繋がった出身の違う20 代から60 代の作家が、オフラインで2 つのギャラリーに集まります。それ「Multigeneration Square/交錯する世代、対峙する絵画」です。規定として作品サイズを、展覧会名の「Square」から「S サイズ」に限定して行います。  (企画・コーディネート雨海商店)

藍画廊
石田 文  轟木 満  湯原 誠  藤原佐多央  佐藤陽香  佐々木高信  坂 正治  福田紗也佳  関口 潮  加藤 力    井口貴夫  關戸 望  西川絵里  角森昭収  外山雄太  山田美貴  長橋秀樹  伊藤泰雅  青木聖吾  布田葉太郎

GALERIE SOL
向井三郎  野沢二郎 上野早智子 小山利枝子 田岡智美 江口湖夏  三代宏大  奥井美貴  末永恵理  槙野 匠  太細春乃  菊地 虹  古内忠輔  森本 玄  歳森 勲  吉田 愛  濱口桜子 米田称侑  漆畑 流  長尾 圭  雨海 武

藍画廊
東京都中央区銀座1-5-2 西勢ビル2F
GALERIE SOL
東京都中央区銀座1-5-2 西勢ビル6F

10.2.21

「FACE展 2021」 2021年2月13日(土)-3月7日(日) SOMPO美術館

        

FACE展 2021

SOMPO美術館

2021年2月13日(土)ー3月7日(日)
10:00-18:00 月曜休館


「for instance」 2021年2月15日(月)-2月21日(日) O gallery


長尾圭 展 「for instance」 

O gallery

2021年2月15日(月)-2月21日(日)
12:00ー20:00 (Sunday11:00ー16:00)

〒104-0061東京都中央区銀座1-4-9 第一田村ビル3F
TEL.FAX : 03-3567-7772


1-4-9 GINZA CYUO-KU, Tokyo JAPAN 104-0061
tel/fax +81 3 3567 7772 

6.9.20

「おくりdrawing EXHIBITION 2020」 from Osaka


「おくりDrawing Exhibition 2020」継続中。

ドローイング1点とメモ帳サイズのスクラップドローイング1点の計2点を1セット4500円(送料込)で販売いたします。

1.ドローイング 紙に水性アルキド樹脂絵具、鉛筆、赤鉛筆、青鉛筆、ジェッソなど、サイズ18.0×12.5cm、2020年5月自粛期間より制作継続中。(参考画像左)

2.メモ帳サイズのスクラップドローイング(ランダムでの送付となります)、キャンバス、鉛筆、赤鉛筆、青鉛筆など サイズ約9.0×7.0cm(矩形ではありません)、2020年5月自粛期間より継続中。(参考画像右より1点)
上記、1.ドローイング1枚(サイン入り)と2.メモ帳サイズのスクラップドローイング1枚(サイン入り)を1セットにしての販売となります。

販売可能なドローイング画像はInstagram.@nagao_keidrawingでご覧頂けます。
ご希望の方は、kokeroro◯gmail.comまたはInstagram.DMにてご希望の作品番号とお名前、送付先をお知らせください。折り返し、振込み先などを返信させていただきます。お気軽にお問い合わせいただければと思います、どうぞ宜しくお願い致します。
(本ブログ、掲載の作品は参考画像となります。)

「どのような世の中になっても、アーティストはユーモアとアイデアを忘れません。どうか応援してやってください!築山有城 」

    5.7.20

    「for instance」 2020年07月20日(月)-08月01日(土) ギャラリー白 kuro

    長尾圭 展 「for instance」
    ギャラリー白 kuro
    2020年07月20日(月)-08月01日(土)
    11:00ー19:00 (土曜日16:00) 
    日曜日休み

    〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル 1F
    TEL/FAX 06-6363-0493

    E-mail : art@galleryhaku.com

    18.5.20

    「仮定の絵画 長尾圭の場合」 平田剛志

     デジタルは痕跡に残らない。例えば、壁や看板にポスターなどの掲示物が剥がされた跡がある。貼ってあるのか、風化、劣化して消えているのか。壁や紙に残る微かな痕跡は文字やかたち、時間、記憶、行為などを想像させる。あるいは、ノートやメモ帳に残る書き損じや書き間違い、消せる筆記具の摩擦跡、修正テープの消し跡なども同じだ。これらはデジタルサイネージやスマートフォンのメモ帳が主流の現代では見ることが稀な存在の痕跡だ。なぜなら、デジタルでは誤りや修正、消去の痕跡は残らないからだ。

     長尾圭の描く絵画もまた何が描かれているのか、さまざまな想像や連想をさせる。その画面は淡い色彩や線が交じり合い、何かのかたちのようで断片的、曖昧模糊としている。描いているのか消しているのか。構築しているのか壊しているのか、矛盾する要素が混在する抽象絵画だ。
     長尾は1990年代から現在まで大阪を拠点に発表を行ってきた。筆者が作品を見始めた2010年頃は木の枝や細胞、臓器を思わせるかたちや小石のようなドットの集積などが描かれていた。近年では装飾的、図像的なイメージは消え、さまざまなタッチによる描線と色面、余白が絡み合う絵画へと移行してきた。
     奈良・ギャラリー勇斎で開催された個展「for instance」では、ドローイング2点含めて計13点が展示されたが、以前よりもストロークや色彩が大胆に交わる絵画となっていた。
     本展の特徴の一つは、《かいろう》や《となりあわせ》、《そこかも》、《つじつま》などに見られるように、マスキング液の使用によって色面や線描が突然断ち消えたかのように、隙間・余白が差し込まれていることだ。何かのかたちを成していた線と色彩が分離してばらばらになったのか。あるいは、もとから散り散りに描かれたようでもある。線は軽やかに動き、色の塗りむらや重なりあいが複雑で重層的な画面を構成している。
     例えば、《つじつま》は波線のように柔らかい青や緑のストロークと型抜きしたようなL字や三角型の線や余白が画面に緊張感をもたらしている。《そぞろ》は、上方に青い弓なりの線が2本縦に引かれ、左側には緑のストロークが下方に向けて木立のように描かれる。伸びのある線や色の動きに残る掠れや塗りむら、重なり、余白などが関係をもち、視線は画面をさまよう。

     このような長尾の絵画はどのように描かれるのだろか。実は、長尾は「抽象」を描いているわけではない。絵画制作の前に日用品によるオブジェを制作、写真撮影し、その写真をもとに描いているからだ。
     しかし、長尾にとって絵画の目的はオブジェの描写ではない。描く過程は複雑である。まず、プリントアウトした写真の上にトレーシングペーパーを重ねて、下層にあるかたちや線を意識せず、何ものでもない形体へと抽出する。次にトレースした紙をカーボン紙に挟み画用紙などに転写する。初めのオブジェは、立体から平面の写真、トレーシングペーパー、カーボン紙へと素材を変えながら、線やかたちの転写、抽出が繰返される。
     続いて転写した画用紙をもとに、キャンバスに鉛筆や木炭で写し描く。ここでマスキング液を描いたかたちに沿って塗り、水彩絵具を描き重ねる。その後、マスキング液を剥がすと、その上に描かれていた絵具の一部が取り去られ、隠れていた下地が前景化する。本展で最初に感じた線や色彩の隙間や余白は、このマスキング液の効果を生かしたものだったのだ。以降は油絵具や水彩絵具、マスキングテープなどを用いて、画材の反発や反応を取り込みながら描いていくという。
     以上のように長尾の絵画はもとのイメージをいくつもの工程で複雑なレイヤーを作り、線やかたちを取捨選択、転写し、足し算と引き算を繰り返して描かれる。さながらパソコン操作におけるカット&ペースト、コピー&ペーストのようだ。長尾の絵画制作からは、具象と抽象、絵画と写真、偶然、転写と消去、画家の身体性など多くのキーワードを見いだせるだろう。

     このような長尾のモデル=オブジェをもとに、独自の技法・画材によって絵画を構築、解体する手法は、アンリ・マティス(1869-1954)の絵画を想起させる。
     マティスはフォービスム時代から晩年の切り絵まで終生さまざまな絵画の技法を試みてきた。「色彩の魔術師」と言われる平面的、装飾的な画風で知られているマティスの生み出した絵画には、マスキングこそ使ってないものの掻き落としや描き方の不統一、描き直し、消し跡、線と色彩のずれ、塗り重ね、塗り直し、塗り残しなど多くの技法を駆使している。
     例えば、掻き落とし(grattage)がある。これは、塗られた色彩を後から引掻いて削り落とし、下塗りをあらわにする描法である。《ノートル=ダムの眺め(Une vue de Notre-Dame)》(1914、油彩/キャンバス、ニューヨーク近代美術館蔵)は、青い背景のなかに窓枠のようなノートル=ダム大聖堂が描かれ、周囲に縦や横、斜めに黒い線が引かれた抽象画だが、一部に掻き落としや塗り残しの痕跡を確認できる
     マティスの絵画にはモデルや風景を描くときも抽象的な描画が加わる。《オルガ・メルソン(Orga Merson)》(1911、油彩/キャンヴァス、ヒューストン美術館蔵)では、女性のあごの下から左太腿、左わきの下から腰にかけて2本の黒い線を大胆に引き、輪郭線を独立した線へと自律させた。《日差し、トリヴォーの森》(1917、油彩/キャンヴァス、個人蔵)には、森の緑や道路などが抽象的なストロークで描かれ、《座るバラ色の裸婦》(1935-36、油彩/キャンヴァス、ポンピドゥーセンター・国立近代美術館蔵)は、人物像を楕円形へと還元し、身体には描き直しによる色ムラが残る。いずれも再現性から逸脱した色彩と線描が描かれるのが特徴だ。

     では、なぜマティスや長尾はこのように複雑なやり方で絵画を描くのだろうか。それは、イメージの完成ではなく未完成、過程の痕跡を画面にとどめるためではないだろうか。
     これまでの絵画は、写実絵画であればモチーフの再現的描写、抽象絵画なら瞬間的なイメージの把握や絵具の物質性などを探究してきた。対して、マティスはフォーヴィスムに見られるように、再現性や写実性に縛られない色彩の効果や表現、感情に即した色彩表現を探究した。加えて、描画の消去や修正、描き直しの逡巡など、絵画の画面上に起こる出来事の流れを描き残した。
     長尾もまたマティスのこうした絵画観を継承し、描く行為とその画面上に起こる不安定で曖昧な生成変化を描こうとしているのではないか。マスキング液の使用によって、地と図、下地と描画面は予期せぬかたちに組み換えられ、安定した画面構造を揺さぶる。この足し算と引き算に「答え」はない。いや、長尾の絵画は「答え」を出さない。絵画を見るたび、異なる印象をもたらすからだ。むしろ、正しい理論や技法、対象や再現から離れた絵画の揺らぎ、感情や身体、試行錯誤の不安定さこそ新たなかたちを予感させるのだ。
     本展のタイトル「for instance」とは、「例えば、手近な例」を意味する。このタイトルにも長尾の絵画観が表れている。なぜなら、長尾の絵画とは色や線で作られる絵画の完成した「かたち」ではなく、個別的な具体例として差し出される仮定の絵画だからだ。いま「絵画」とは何か。思考や見方を断定できない時代、長尾の絵画は私たちが絵画を思考する貴重な一例としてある。

    長尾圭 展  for instance
    2020年02月18日(火)-03月01日(日)
    ギャラリー勇斎

    平田剛志 HIRATA Takeshi
    美術批評。キュレーション。1979年東京都生まれ。2004年、多摩美術大学美術学部芸術学科卒業。

    主な寄稿に京都芸術センター通信、京都新聞、パンのパン04、Gallery PARC、Oギャラリーeyesなど。

    DIRECTION
    https://newsphere.jp/direction/20200514-1/

    All Photos by Misa Nakagaki